『自由くん』と『孤独ちゃん』

自由と孤独は表裏一体

7年と9ヶ月目の、月命日。

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父が亡くなって初めての母の月命日がやってきた。

いつもなら職場に花屋さんが花を持ってきてくれて、それを父が朝イチでお墓に持って行く。

いや、父は月命日以外にもちょくちょくお墓に行っては掃除したり花を変えたり(枯れたら造花に)していたので、お墓の管理はほぼ父だった。

 

そんな父がいなくなってしまった。

 

父が亡くなったこと、いつかブログに書こうと思ってはいるが…そもそもまだそんなにブログを書く気になっていない。

ただ毎月、母の月命日にはブログを書いていたので、綴っておこうと思っただけだ。

 

父が亡くなったのは突然だったので、とにかくやることだらけでまだ悲しんでいられないのが正直なところ。毎日、必死だ。

 

そして何よりお金がかかる。

遺された我々は生きていかなくてはならないのだから。

 

 

それで、少しのことでも節約して生きねば…となり、花が節約対象になってしまった。

今まではきちんと花屋さんに持ってきてもらっていたので、1対でいくら…という物を買っていたが、これからはまたスーパーで安いモノを、、、と思い、先日スーパーで買ってきた。

すると↑こんなにスカスカになってしまった。

 

なんか寂しいよな…。

やっぱ花屋さんに頼もうかな…と思ってしまった。

そもそも、スーパーで買ってもそんなに安くはなかったのだ。

 

 

 

父がいっっっつもお墓を綺麗にしていたので、近所の人から評判だった。でもそれは「娘がやっているのだろう」と思われていたらしい。

違ったのにね…。

 

今日、お墓に行ったら花はもうすっかり枯れているし、枯れた花の残骸が墓石に張り付いているし、、、で掃除が大変😵

おまけに、「草取りをしなくていいように」石を張ったお墓だというのに、コーキングの隙間から結構草が出てきていた。いらいらした。

雑草ってどんだけ強ぇんだよ。。。

 

とにかく草を抜いて枯れた花を捨ててから花筒を洗って、新しい水を入れて綺麗なほうのお花をさして…とやってきた。

もう、汗だく。。

 

父は早朝にやっていたけど私はムリなので、これからもマイペースでやるしかない。

もう、近所に好評だったような墓にはできないが、これはもう仕方ない。できないのだから。

 

父のカレンダーには色んな方々の命日が記されていて、絶対に命日にはお墓参りに行っていた。

あまりにお墓に行くので「呼ばれちゃったんじゃねぇか」と叔父たちに言われたぐらいだ。

取り憑かれたようにお墓参りに行っていた。

その所為で、私も毎月お花を買っていたようなものだ。

造花が廃れてきたら「そろそろ花変えたら?」と言ってきたし、父はそういうのほんとキッチリやっていた。

 

まぁ、やるならちゃんと引き継いでからしんでよね、、、とは思ったけど。

 

 

 

 

母が父を連れていったとは思わないが、もう少し引き止めてくれても良かったのにな…とは思った。もっとも、母にはそんな権限は無いんだろうけども…。

 

いま、「ふたりがしんじゃうからだ!」といちいち親の所為にしていないとやってられない。でももうそうさせて欲しい。どうにもやり場が無いからだ。

 

ひとつひとつ、タスクをクリアしていくように生活していくしかない。

 

私はただ、命を全うするしかないのだ。

そうしないと、親に会えないのだから。

 

ちゃんと会って、母には謝りたいし、父のことは責めたい。そうしてみんなで泣いて抱き合いたい。

 

 

 

私は

 

あの世で、父と母には仲良く暮らしていて欲しい…

 

そう願うだけだ。