『自由くん』と『孤独ちゃん』

自由と孤独は表裏一体

佳子さんの台詞

「思い出しなさい。ううん。思い出して、、、」

 

「泣きそう、、」

 

 

 

…この台詞を、『甘いお酒でうがい』で松雪さん演じる佳子さんが言ってたのが本当に可愛くて、自分の中で反芻している。

私が言っても全く可愛くないのだけれど、おんなじ感情がわいてくることがあるのだ。

 

 

あの人の頭に私が浮かんでくることは果たしてあるのだろうか。と。

私はいつだって君に電話をかけたいよ。

もうかからない、電話。

 

君は私に会いたいと思ってくれたことがあった?

私と話したいと思ってくれたことがあった?

 

 

きっと、もう、無いよね。

だから話すことも会うこともないんだ。

そういう運命だから。

 

でも時々思うんだよ。

ちょっとしたキッカケで、、、なんか、私を思いだせそうなワードとかで、あなたの頭にふと私が浮かんでくれたらいいな。って。

別に感情なんか無くていい。

私が浮かんでくれるのなら。。。

 

 

これまで出逢った人はたくさんいて、もう会わなくなった人・会えなくなった人もいるけれど、私が私の顔でいることによって「私」だと相手が認識して、今でも私とつき合ってくれる人がいる。私に近寄ってくれる人がいる。

私は自分をまだまだ愛せていないけれど、「私」が「私」で良かった。と思うこともある。「私」で無くなってしまったら、もうそれは別人だから私に近寄ってくれる人はいない、、、全く新しいつき合いになってしまうのだ。

友達がたくさんいるわけではないけれど、こんな私でも仲良くしてくれたり、顔だけでも認識しててもらえたり、覚えてくれてたり、、、それが、私に自信をくれる。

 

それでも充分ではあるけど、、

君の心の中に現れることができたら、どれだけ嬉しいか…と思うこともあるんだよ。

 

 

ねぇ。

 

思い出して、、、?

忘れないで、、、?

 

 

私はずーっと

君のこと想っているよ。