『自由くん』と『孤独ちゃん』

自由と孤独は表裏一体

スカッとジャパン

いよいよHDDの容量がまたやばくて、過去の録画番組をつらつら選択してたら父から「全部消しちめぇよ」とか言われて、いつもそれにイラッとしてるんだけど、そもそも父が買ったレコーダーを占領してここまで使ってしまっているのは自分なので、何も言えない。

 

今年の1月頃にやった『スカッとジャパン』、長谷川さんが出るっていうから録画しておいてたんだけど、、、

 

正直この番組、〝一旦イライラする〟から苦手なのである。。まぁ、イライラしたとこからスカッとさせるのが醍醐味の番組だから、当たり前なんだけど。

 

でも私、ドラマとかでもそういう〝イライラ〟とかいう感情が出てくるからあまり観れない、、、ってのもあるの。ドラマの大団円の為には絶対に必要な感情だし、それがあるからこその盛り上がりになるのは分かっているのだけど、、、どうしてもそこが耐えられない。から、なんか観るのを避けてしまいがち。

 

だからこの『スカッとジャパン』も、長谷川さんが出て以降、シソンヌとしても出てるというのに、録画しっぱなしで観ていなかったのよ。けどもういい加減観て消そうと思って、さすがに観た。

 

 

そしたら、その時の長谷川さんの出番って殆ど無かったのだけど(届かないところまで飛んでっちゃった風船を今すぐ回収しろと言う理不尽イライラおじさんの役だった笑)、そのあとのチョコプラが出てたやつのストーリーが、なんか悲しくなってしまって。。。

 

ある女性が飲み会で男性から容姿をバカにされたが、親友が救ってくれた…というストーリーだったんだけど、自分にもそれが思い当たるから悲しかった。

ちなみに私は、救ってくれるほどの美人な親友もいないため、自分で強くなって結局男性の方に言い返すようになって、そんでここまできたんだけど。それしか生きる道が無かったから。

 

言い返したり、喧嘩できるならまだしも、街コンとか行った時は時間いっぱいまでひとことも喋らない男とかもいた。

気を遣ってこっちから何か会話を投げかけても「はい…」とか目を見ないで言うだけで終わり。話を広げてくれる気もないんだな、と思ってこっちももう終始友人と喋って終わりにしたこともある。

多分アレは緊張じゃないよ、他の席ではキッチリ喋ってたんだから。そんなあからさまなことある?!

 

 

 

 

番組では、容姿をバカにする役の松尾さんが「女性で〝太ってる〟のは無理なんだよね〜」とか言っていて、一緒に観てた父が

 

「そんなこと女に言う奴いんのけぇ?!」

 

と言っていた。

 

基本的に女性を大事にする父には考えられなかったようだ。(母のことは逆に好きすぎて言葉荒かったからそこは嫌なんだけどね😅「好きな人をいじめたい」にも程がある…)

父は外ヅラがいいから、店員さんや街の人など、女性にはほぼ優しいし急に奢ったりするイケメンだ。(ただ、ギャーギャーうるさい人は嫌いな様子)

 

でもそんな父に私はひとこと

 

 

「いるよ。何度傷つけられてきたか。だから私は結婚やめたの。」

 

と言い放ち、変な空気に。。。😅

 

 

からしたら、愛娘が外で飲み会でどこの馬の骨か分からん男たちからそんな扱いをされてきてたのかと思うと、不憫で仕方なかったからかける言葉もなかったんじゃないかと思う。

 

 

番組では、美人の親友が男性から好きなタイプを訊かれて「好きなタイプっていうのは無いけど、嫌いなタイプは、みんなの前で人をバカにして笑いを取る人!」みたいに言い放ってスカッとさせる、、、というくだりでした。

 

思えば美男も美女も、心に余裕があるから優しい人多いような気がする。(もちろん中には自分の容姿を鼻にかけてる奴もいるけどね)

 

昔、新卒で入った職場では、同じ学校から入社したのが私ともう1人の女子で、その子がまためちゃくちゃ可愛かったから私はとても比べられた。

私とその子が同じミスをしても、私はとんでもなく怒られて、その子は「いいよ〜」と言われたりしていた。

 

思えば、女盛りの年頃に、そんな仕打ちを受けてたなんて私も可哀想だなぁ…どんな人生だよ🤦‍♀️

 

でも、その職場は男性が多かったんだけど、めちゃくちゃイケメンの人とか、何にも差別なく私にも接してくれて、やっぱ嬉しかったもんね。

 

私は普通にメンクイだけど笑、結局そういうところに惹かれちゃうんだよなぁ。「余裕がある人」って本当に素敵。

 

だけど、優しくしてくれるイケメンは結局、ちゃぁんと綺麗で素敵な彼女がいるのです。だってみーんなに優しいんだもん。素敵な女性もそら近寄ってくるはず。

だから私がどんなに惚れても相手にはされないの。分かってるから本気で好きにはならないようセーブしてたよね。

 

 

 

けれど、私が心から好きになったあの人はちゃんと真正面から私を見て相手してくれて。

やっぱり、優しかったし、、、でも、叱ってくれたりもして。

こんな私にもいっぱいの愛をくれた。

あれが愛情ってやつだったよな。

 

私の人生では、一瞬で通り過ぎてしまったような出来事だったけど😞

 

 

 

 

あの彼のような男性にまた出逢おう・出逢いたいと思うのに、現実的にはもうどんなに飲み会とか合コンに行っても、される仕打ちが一緒なの。最低なオトコいっぱい見てきた。

 

 

 

だから割と推しに傾倒してきちゃってたんだよね。

 

そりゃそうだよ、推しはホストみたいなもんだもん。ファンがお金落としてくれるから、優しくしてくれる。この構図。

 

そうやってバンド(曲)に心酔して、メンバーに心酔して。

心を埋めてもらって生きてきた。

 

私には推しがいるから(心の支えがあるから)、飲み会で出逢ってガタガタ言うオメェに何か言われたくねぇ!

…って、だんだん強くなって言い返してきた。

だってさ、オメェに言われたくねぇわ!って奴から蔑ろにされるなんて腹立つじゃん!オメェは何なんだよ!神様でも無ぇクセに、私の何が分かんだよ!!…って。

 

 

で結果

「ユリ3は怖い」

ってなる。

 

基本的にSなのもあって、攻めちゃいがちなんだよね。そういうのをいいと言ってくれた人もいたけれど、、、

 

まぁ、結果、いま横に誰もいません。

 

そういうものです。

 

 

私には結婚する資格が無いのでしょう。

 

 

 

でもそうやって生きるしか道が無かった。

美人と比べられて、バカにされて。悲しくて。

だけど落ち込んでばかりもいられない。生きなきゃいけないから。そのためにはガチガチに鎧を着て戦うしかなかった。泣き言を言って弱音を吐いて、それを受け止めてくれる男性も居なかったから。

 

推しの前ではヘラヘラ笑って楽しく喋って発散して。それで外では戦って。

 

 

気づいたら、ここに居ました。

 

 

 

今の推しには出待ちもしないし、こんなババァがキャッキャ近寄って行っても推しに迷惑になるだけなので、かつてのように「対価で優しくして欲しくて」推しに傾倒するというようなことは無くなったけどね。いつまでも昔のような考えではいかんし。

だけど、だからこそ〝写メ会〟は「The business」って感じで逆に割り切っててすげぇ好きだけどね。お互いWin-Winだし。笑

 

推しに求めることも歳をとるにつれ変わってきて、ただただ〝心の拠り所〟になっているけれど、昔の推しにはそれはそれで助けてもらっていたと思う。例えそれがビジネスライクでもね。

そして今でもたまに会えば、おんなじように喋って楽しく過ごせるかつての推しが好き。既婚者の余裕もあるしねww

 

 

でもまぁそんなこんなで私はかつて男性にされてきたことで性格も歪んできて強気にもなったし、「男だからって負けねぇ!」ってなっちゃってるし、、、

 

決して男性から好かれるような女じゃないことは確かです🤦‍♀️

けどもういいや。そういう今世だったと思って。

 

 

私も、、、

もっと愛されたかったし、

泣いて泣いて泣いて、ただ話を聞いて抱きしめて欲しかっただけなんだけどね。

 

そういう、

弱みを見せられるような男性、殆ど居なかったなぁ。。

 

悲しいな😅

 

 

 

 

とにかくそんなわけで『スカッとジャパン』はやっぱり苦手だな、と思ってしまった私なのでした。笑

シソンヌ回を観るのはもう少し先になりそうだw

 

だってあん中の人たち、演技巧いから嫌いになっちゃいそうなんだもん!!笑