『自由くん』と『孤独ちゃん』

自由と孤独は表裏一体

鎧を捨てたい

私は「いい人」なんかじゃない。

 

…というか、このブログを読んでる人がもしも居るのなら、そんなのフツーに気づかれていると思う。

でも、ヒトというのは見栄を張るし人前で演じてしまうものだ。

 

そして自分も例に漏れずそのような人間である。

 

 

私はただ「嫌な奴と思われたくない」だけの人間。

 

でも、

長女だというのが災いしてか、「しっかりしてる」とか「人に譲れる優しい人」とか言われがち。本当の自分は、全然違うのに。

 

 

高校の頃、私は見た目通り〝イケてないグループ〟だったわけだが、掃除当番の同じ班の他の連中がチャラ過ぎてもちろんサボっており、私だけが真面目に掃除してんのもアホらしかったから私もサボっていた。(だけど数回はクソ真面目に1人でやってたんだけどね)

これは普通に同罪だと思うのだが(いや、私は数回やってただけマシなハズ!)、ある日、おサボりを先生に怒られていたチャラ連中が私のことを「あぁ見えて結構サボってますよ?」とチクっていたのを見てしまったのだ。

 

…いやテメェどのクチが言ってんだよ🤬

と思ったし、

「あぁ見えて」ってナニ⁉️…とも思った。

勝手に私を〝真面目な人間〟って思い込んで掃除押し付けてたのはオマエらだろ?…って。

「私像」を勝手に作ってんなや。と思った。

 

チャラ連中は〝サボって当然〟に見えて、〝真面目そうな私〟のほうが重罪っぽくなっちゃうのはなんでなん⁉️

ほんっと許せない。こういうの。

勝手に「掃除してくれる真面目ちゃん」って思うなや!

オマエらのシモベじゃ無ぇ!!!

 

 

…今でも全然忘れられない。

凄く凄く嫌な記憶。

 

私は、アイツらに何か物凄い災いが降りかかってたらいいなぁーって今も思ってるし、恨んでるし、呪っている。

そういう人間だ。

 

 

普段、

傍に誰も居ないなら、エレベーターに乗ろうとした時、他の人もそれに乗ろうとして間に合おうと走ってきたとしても「閉」を押したい人間だし、誰かが私の近くでモノを落としても知らんぷりしてしまうだろう。

ぶっちゃけ「無」でありたいし、できることなら誰とも関わりたくない。

知らない人が近くに来るのがとにかく嫌だ。

 

 

でも私は「カッコつけ」て、

 

エレベーターで「開」を押すし、目の前で落とし物をされたら「落としましたよ」と言うのだろう。

 

本当は面倒くさいくせに。

 

 

 

とは言え、ヒトが全員自分の欲だけで生きていたらこの世はめちゃくちゃだし、我慢したり建前で生きているのは仕方のないことだともちゃんと分かっている。し、大人なんだから…と、基本、そういう振る舞いをしている。

 

ただもう、誰も居ない時くらい自由にしたいの。

 

なのに私は、昨日散々嫌な思いをさせられた妹の洗濯物を取り込んであげていた。

やらなくたっていいのに。

 

妹にさえ

「家に居るなら取り込んでくれたらいいじゃん。意地悪。」

…とか思われたくないのだ。

〝良い姉〟を演じてしまうのだ。

 

これが………

自分の中で、物凄く嫌だ。

 

別にいいじゃん、どんな風に思われても。

妹から嫌われたからってナニ?

 

つか、

私はそれ以上の嫌なことを妹からされてるよね??

 

 

 

洗濯物を取り込みながらふと思ったのが…

私は、「こうでなくちゃいけない」という自分の理想像を自分に押し付けているのかもしれないなぁ、ということ。

 

休みでずっと家に居るんだから、これくらいしてあげて当然

 

とか

 

やらなかったら、(直接は言われなくても)「外の冷気に洗濯物晒しっぱなしって最低」とか思われちゃうんだろな、怠け者の烙印押されるのやだな…

 

とか

 

そういう思いから、結局やってしまうのだ。

 

でも私の洗濯物じゃないし、私が干したわけでもないし、自分で昼のうちに取り込めるよう帰って来れないのならそれは自分の責任だと思う。洗濯物を冷気に晒されたくないなら干して出かけなければいいし、コインランドリーで乾燥機かけてくれば良い話だと思うから私の責任では無い。

 

なのに…

結局、やってしまうのだ。

 

 

私は、

 

自分で自分の「いい人」とか「できる人」とかいう鎧や仮面をいつの間にか作りあげてしまっていて、それで苦しんでいる。

自分で自分を苦しめている。

 

 

 

職場でもそうだ。

 

忙しくてたまらないのに、PCの前で「あれ〜?」とかやっている人を放っておけなかったりする。その人の席に行って「こうしてこうするんだよ」とやってあげては、「さすが!」とか言われる日々。

別にそんなセリフ求めてるわけじゃないのに…

ナニやってんだよ…

これが無かったら私は残業する必要無かったろうよ…

 

そういう思いと闘いながら、生きている。

 

 

仕事では信頼されているのかもしれない。

 

でも

 

 

プライベートで

私の周りから人が離れていくのはやはり、私が心からは信頼されてない・必要とされていないからなのだろう…と思う。

だって、本当に私が必要だったら離れていくわけないじゃん。

 

私って、

 

 

ただ、みんなからうまく利用されてるだけで、

そんなに必要の無い人間なんだな…と最近すごく思っている。

人生、振り返ってみれば大体そんな感じだったようにも思う。

 

馬鹿みたいwww

 

 

なのに、「いい人」を演じる必要なんてあるの?

もっと嫌な奴でいいじゃん。

どうせみんな離れてくんならさ。。

 

 

 

だがどうしても忘れられないことがあって…

 

 

以前ルミネで、終演後に席を立つとスマホが落ちていることに気づいた。でも、その席に居たと思われる人はもう既に付近に居なかったし、「落ちましたよ」と声をかけることもできない状態。関わりたくない案件だな…まぁスタッフさん清掃しに来るからいいだろ…と思ってスルーを決め込もうとしたところ、別の席の男性から「落ちてますよ」とそのスマホを渡された。

 

一瞬「…え」ってなって

 

「私のじゃないんですよね😒」

と、少し嫌そうに答えてしまった。

面倒臭い案件に巻き込まれたと思ってしまったからだ。

 

するとその男性は「あぁ、じゃあ自分が(受付に)持って行きますよ」と言ってくれたのだが、その時の男性の顔が「落ちてるの知ってて無視してたんだこの人…」って呆れた表情に見えたのと、そのくだりで嫌そうな顔をしてしまった自分の恥ずかしさとよく分からないプライドと意地から、、、「いいですよ、私持っていきます」と言って、受付に持っていった。

 

 

あの出来事が、どうしても忘れられない。

 

普通に良い人だったら、落ちてるスマホを何の迷いもなく拾って、華麗に受付へ届けていたのだろう。

私はそれを無視した挙句、他の人に指摘されて、且つ、嫌な顔をしたのだ。

 

これが…

 

自分の中で作り上げた「自分像」から反していて、めちゃくちゃ「恥ずかしかった出来事」として心にずっと刻まれてしまっている。

 

(でも私は落とし物とかを見つけても〝落とした瞬間〟を見てない限りは基本スルーすることが多い。昔、自身がケイタイをトイレに忘れてそこに戻ったら既に無く「盗まれた!」ってムダに焦ったのと、結果インフォメーションに届けられていて少し面倒だなと思ってしまったからだ。私は「元の場所」に放置しておきたい派なんだ。犯人は現場に戻るんだ!!!←言い訳とでも何とでも言ったらいいよ)

 

 

 

別に、

「私こういう性格ですけど?」って感じで開き直っても良いんだよ。嫌われようが、その人とはもう二度と会わないかもしれないんだし。

 

でも変なプライドがあるから「性格悪い奴」って思われた…っていうのが引っかかってしまっているらしい。

 

 

 

私はそもそも「いい人」じゃ無いんだし、そんな奴が「いい人」になるなんて無理なんだよ。

ムリしてんだよ。

 

だけど私の中の、謎の天使と悪魔が喧嘩してる。

無駄な喧嘩を。

 

 

 

それがもう、疲れてしまった。

なんで自ら、面倒くさいほうに行ってしまうんだろう。

もう「いい人」と思われたい欲、捨てろよ。

 

ただの「なんにもない嫌な人間」なのだから。

 

 

信頼もされてない、人望もない、友だちもいない

そんな人間だぜ?

 

なにカッコつけようとしてんの?

アタマおかしいの??

 

 

 

 

でもなんなんだろう…

このわきあがる罪悪感…

 

もうやだよ…苦しくて…

 

 

別に、離れてく人に優しくしたくなんてないよ😞

 

 

嫌なことを散々言われた「元」お仲間さんに、「せっかく買ったモノだから…」とバースデープレゼントを持って本多劇場ウロウロしてた…

 

あの日の自分とか、

本当はまじで嫌😭

 

私はどうなりたいの?

 

嫌われて嫌われて、

それでもまだ「好かれたい」と願うの?

 

 

めちゃくちゃ情けなくない???

 

 

 

 

 

私は独りが合っているのだろう。

 

 

誰かと一緒にいたら、多分、自分を全て曝け出すようなことはできないんじゃないかな。

小さくてもどっかしら気を遣って生きていくでしょ。それはもうその人の前で「演じて」んだよ。

本当の自分じゃ無い。

だって、家族にもそうなんだから。

 

本当はなんんんんんにもやりたくないのに、「だらけた人間」とか「冷たい人間」と思われたくなくて、動いてしまう。

 

イライラするくせに。

 

だから、それが積もっていくとやがて爆発するかもしれない。

こないだ、父のことで爆発しそうになったように。

 

 

 

 

だから頑張って独りで生きていかなくちゃ。

私は、ただただ他人を(物理的に)引き寄せちゃうだけで、心から愛する人は誰も近寄って来ないような人間なのだから。

愛される資格の無い人間なんだと思う。

 

こんなだから

徳を積めてるわけじゃないし

だから

来世は人間じゃなくていいし、、、

 

つか、生まれ変わらなくって良いのよ。

 

ただ、この世に生まれてしまったからには寿命までは生きなければならない。それだけ。

 

 

 

 

私は「いい人」では無い。

 

期待もしないでください。

 

 

 

どうせ離れていくなら、最初から近寄ってこないでください。

ぬか喜びさせないでください。

一瞬でも信じてしまった私に、絶望を与えないでください。

 

 

 

私は私の道を行くよ。

 

もう、それしかないんだよ。

 

 

 

いまさら、

キャラ変なんて無理なんだから。