徳光和夫さん、NHK「紅白歌合戦」に苦言…「原点を失っている…」 (スポーツ報知) https://news.line.me/issue/oa-sportshochi/4364e985320b?utm_source=Twitter&utm_medium=share&utm_campaign=none
そうなんだね。
なんか、私はAIひばりさんの歌に泣けた側の人間なので、こんな風に言われたのはちょっと悲しかった。
…まぁでも、確かにバーチャルひばりさんは〝こわい〟って意見も見かけたし、バーチャルは無くても良かったかもしれないね。〝姿〟はさ。
私はあの〝声〟と〝曲〟に泣いたので。
例えば誰か他の方が歌っても『あれから』という曲はとてもいいと思う。さすが秋元康。
だけどね、それが、亡くなっているひばりさんから放たれる曲だからこそ…私の胸には響いたんだと思うよ。
私はあんまりひばりさんをリアルタイムでは知らないけれど、AIひばりさんの声は、結構再現されてたんじゃないかと思うのです。
実際にあの声でのあの曲、ジーンとしちゃって…自然と涙がボロボロ出ちゃってさ。
AIひばりさんが出る前のVでも、おばあさんが曲聴いて泣いてたじゃない。
だからあんま水を差すようなこと言わないで欲しかったよなぁ。
『あれから どうしていましたか? 私も歳を取りました
今でも 昔の歌を 気づくと 口ずさんでいます
振り向けば幸せな時代でしたね』
この歌詞だけでも、、、
読んだだけでも、涙が出てきてしまう。
もちろんね、思い出すのは、母のこと。
途中さ、語りもあるでしょう?
あれも泣いちゃうよ。。
『お久しぶりです。あなたのことをずっと見ていましたよ。頑張りましたね。さあ、私の分まで、まだまだ、頑張って』
なんかさ。
母が、見てくれているような。
もっと頑張らなきゃと、思わせてくれたような。
だからいずれにしても私はあの企画は良かったと思ってる。
それでいいじゃない。
亡くなった人の気持ちは分からない。
もしかしたら〝無〟なのかもしれないし、
生き残ってる者の〝こうだったらいいな〟っていう希望だけなのかもしれない。ただの思い込みかもしれないし。
でも、それでいいじゃない。
そう思わないと、母が亡くなったことを自分の中で納得させられない。消化できない。
納得もしたくないし消したくもないけど、、、
母が亡くなったのは事実であるから。
これを抱えながら生きていかなきゃいけないのは、もう現実なのです。
それをどうにかしたくて、人は、色んな方法で心持ちを調整して、今をようやく生きてるんじゃないか。
だから、生きてる者がいいような解釈をしたっていいと思うんだよ。冒涜さえしなければ、どんなこと試してみたっていいと思うの。
自分を擁護してるようなこと書いてて恥ずかしいけれど、私はあの企画が響いてた人も、私以外にも居ただろうなって信じてる。
紅白だって、アレコレ色々考えてるんだよ。
時代も変わってるわけだから。
水を差さないで、ということだけ言いたかった。