『自由くん』と『孤独ちゃん』

自由と孤独は表裏一体

七回忌

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母が亡くなってから丸6年が経った。

「まだ」なのか「もう」なのか。。

小学校は卒業してしまう年数だと考えると「もう」という感じかなぁ…。

6年もお母さんと喋っていないのか。

よく耐えられたよな。

何かあるとすぐ母に愚痴ったり甘えたりしてたから。

 

6年経った今でも、「なんで母は死ななくちゃならなかったんだろう?」と思うし、逆に「居ないわけない」と思うこともある。

 

なんか、ただただどっか行ってるだけで、

生きてるような…そんな気がしちゃってね。

でも、それでいいと思っている。

いつか会える…そう思っていたほうが私だってそんなに絶望しないで済むから。

 

「七回忌」とは言え、なにか法事をやるわけではない。

 

昨日は仕事中に花を届けてもらい、今回は祭壇用も少し豪華な花を買った。いつも月命日の時はお墓用の花しか届けてもらってないのだけど、命日だから祭壇にも飾ることにした。お盆の時も飾ったけど、お盆より少し奮発。

そしたら百合が多めな気がした。嬉しい。

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日付が変わってから祭壇に花を飾った。

今日も出かける前に水は変えてきたんだけど…家に帰る頃にはくたっちゃうだろうなぁ。。

とりあえず、花粉が散るので申し訳ないけどそこを切ってきてしまったよ。百合ちゃんごめんね。

 

生花を飾ることで母が喜んでくれるとも思ってないんだけど、でも、これぐらいしかもう出来ることがない。

 

傍に居てくれたら、もっと色んなことがしてあげられたのになぁ。

こんな未来が待っているならもっと、もっともっと母を献身的に看病するべきだった。もっと優しくするべきだったし、もっと親孝行するべきだった。

毎日毎日そう思っている。

後悔しても仕方ないのに。

泣いたって仕方ないのに。

 

 

 

法事をやったのは一回忌と三回忌の時で、三回忌の時に父が「これ以降はやらない」と決めた。

去年は確か妹と食事に行ったんじゃなかったかな。

「おかんの写真持ってく?」と言ったら、「いいよこわい!」とか言われてやめたような。笑

いいじゃんねぇ、お母さんとごはん食べても。笑

 

今日は妹も普通に朝から仕事らしい。

父も10時くらいには仕事に出掛けて行った。

 

私は有休。

しかもこれから推しに会いに行く…ってね😅

相変わらずだ。

母が生きている時から、なんにも変わっていない。

 

でも今日はせめていっぱい笑おうと思う。

 

 

 

 

昨夜はお位牌や香炉、おりんなんかを綺麗にして、それからテレビ観てたらまた寝てしまった。

でも、母が亡くなったくらいの時間には起きて祭壇に線香を。

 

一昨日ホテルから送った荷物を午前中に指定してたのでそれが届くのを待って、その後お墓参りに行った。

曇り予報だけど晴れてた。

やっぱり私は晴れ女。

 

墓石にちょこっと鳥のフンがあって気になったので水を汲んできて磨いて、あとはお線香をあげてから少し語らって。

 

それにしても、亡くなったのは62歳なのに、なんでお位牌や墓誌には「六十三歳」って書かれちゃうんだろうね。歳とらすなよなぁ。笑

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ばぁちゃんだって、92歳で亡くなったのに彫られているのは「九十四歳」だし😅

数え方よく分かんねぇ〜。

 

亡くなって6年なのに「七回忌」なのもね。笑

変なの。

 

 

〝視える人〟曰く、母はもう若返ってしまっているらしい。

もしかしたらお母さんはもう、私より見た目若いのかもね!羨ましいなぁ!

そっちに行った時、ちゃんと気づけるかなぁ?!

お母さんから声かけてよ??😂

 

お墓から帰る時、車の窓に写る自分の顔を見て「おかんだ…」と思ってしまった。

似ているんだな、私。。。

お母さんから産まれてるんだなぁ。。

 

心配性で、いっっっつも何かに悩んでて、ぐずぐず言ってて、でも急に明るかったり冗談言ったり。

ほんと、私も母そのものだな…。

 

ただ、私は独りが長いからお母さんよりなんでもできるよ。笑

よくないことかもしれないけど!笑

 

とにかく母に心配かけないようにこれからも生きる…それしかないよね。まぁ…独身な時点で心配かけてるでしょうけど💧

 

お母さんのDNAを繋いであげられなかったことは本当に罪悪感。ごめんなさいとしか言いようがない。

 

でも、せっかく産んでもらったので私も私なりの道を生きるよ。少しでも幸せを感じられる人生にしたい。そしてそれを母に見せたい。できる限り。。

 

まだまだ、母に「見て!!」って言えるほどの人生にはなってないから、生きて生きて頑張らないとな。

 

ね。

 

 

 

 

9月9日なんて来るから、母は死んだんだ。

そんな日、なくなっちまえばいい。

一生来なくていい。9月9日なんて。

 

本当に、そう思うくらいこの日が嫌いだ。

亡くなった日の当日のことを思い出すと今でも苦しくて仕方がない。

 

 

しかし今年は少し違う。

 

シソンヌライブのチケットが取れたことで、この日を「楽しみ」と思えたからだ。

大嫌いな9月だって、推しのことを思えばそんなにネガティブじゃなくなった。

だから推しに感謝だ。

 

母が亡くなってから暗闇をただ呼吸するだけの日々、シソンヌを好きになってヒカリを見つけて…そしてまた今日、希望を貰えて。

色々あったけど好きになって良かったです。ありがとう。

 

今日という日を、笑顔で過ごせたら

また、私は一歩先に進める。

 

 

 

 

お母さん。

生きてるのもそんなに悪くないかも、です。