『自由くん』と『孤独ちゃん』

自由と孤独は表裏一体

7年と6ヶ月目の、月命日。

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早いものでもう3/9ですってよ。

明日はもう歳とってまうやん。

 

昨夜もまた布団に行く前に眠ってしまって、起きたら8時くらい。

せっかくだからここで起床、お墓参りに行くことにした。

たまたまなのだが、家の祭壇にお線香をあげたのが丁度亡くなった時間ぐらいだった。でも、正直亡くなった時間は8:20だったか、8:22だったか、8:25だったか、、、正確な時間を忘れてしまっている。。

 

忘れたいことだからかな。

なんつって。

 

ただのズボラ。

もしくは老化による記憶低下。

 

お母さんごめんなさい。

 

 

 

 

昨日、帰りにロッカーで職場のおばさまと一緒になって、お花屋さんから届けてもらった花を見て「喜んでると思うよ」と言ってくれたけど、、、

 

いや、「今さら何よ」と思われてると思うよ。

 

生きてる時にもっとやるべきことがあったのだから。

今でも急にふと、なんであんな言い方しちゃったのかな…と思い出して自己嫌悪に陥ることがある。

 

生きている、それだけで嬉しいことなのに…

なんでもっと優しくできなかったのかと…

 

何年経ってもダメだなぁ。

申し訳無さのほうが勝つ。

 

 

お墓に行ったのは9時頃。

土曜の朝だし誰も居ないかなぁ…と思ってたのに、お墓の前に軽トラが停まっていた。

 

やだ、誰か居んのかよ〜…と思って、いつも車停めるところはやめて、別な所で少し待機。

そうしてるうちにその軽トラのおじさんは帰ったので、お墓の敷地内に車を停め直した。

 

別に車で待機せずお墓に行っても良かったんだけど、、、よく知らない人にうちのお墓の場所知られるの嫌だったんだよね。…なんかね。

物騒な世の中だしさ。。

 

誰も居なくなったお墓に行って早速母に愚痴ると、「そんなことばっかり言ってんじゃない」と叱られた。「いや分かってるけどさぁ…」とか言ってみたり。

 

お線香をあげたあと、花筒と水差しに水を足してからしばらく語らう。

 

今日はやっぱり、◯年前の母の〝産みの苦しみ〟のことだよね。

命懸けで産んでくれたのに、歪んだ育ち方をしてしまって本当に申し訳ないと、、、ひたすらに謝罪。自分の性格が嫌になるよ、と。

こんなだから母にちゃんと優しくできなかったし、それで後悔してる割に、なんだかずーっとイライラしてるし。。

 

ごめんなさい。

でも、こんな私を産んでくれてありがとう。

と。

 

そう伝えてお墓を去った。

 

 

 

帰りにコンビニ寄ってコーヒーとアイスを買い、自宅へ戻る。

 

今日こそは祭壇の掃除をしようと思って取りかかったのだが、、、経台だけにしようと思っていたのに、やっぱり始めたら他のとこもぜーんぶ気になり出して、、、

 

お盆前以来の大掃除w

 

つか逆に、そんだけ掃除してなかったんかーい!

…ってな。

 

 

めちゃくちゃ時間をかけて掃除をした。

本当に一番やりたかったのは香炉なのだけど、もう、これは大トリだよねw

 

すげぇ綺麗になって(多分)大満足。

 

終わる頃には父は勝手に1人で昼食。

お気楽なこった🤷🏻‍♀️

 

 

 

今日はもう午前中頑張った、ということで午後はずーっとHDDの消化活動をして、眠くなったら寝る…みたいな暮らし。

 

起きたら妹が帰ってきてて、「お姉、前夜祭にしたから」と言われた。

 

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これのことだ。

 

我が家は「誕生日に寿司を食う」という習慣があるのだが、明日は友人が21時くらいまで連れ出してくれるそうなので、それを昨日伝えたら「じゃあ当日は寿司要らないか。」と言っていて。

 

だから寿司は月曜かな?

…と思ってたのだけど、それが今日になったらしい。

 

昼に思い描いていた夕食プランがボツになったけれど、それは黙っていた。笑

 

ともかくありがとうございます。

 

 

 

 

 

それにしても、、、

 

昨日は鳥山明氏とTARAKO氏の訃報に落ち込み、SNSのTLもそれだらけになってしまって、今は開くのもちょっと嫌だ。

 

ただひとつの希望はと言えば、

自分もあの世に行ったらみんなに会えるかも…✨✨

ということだけだ。

 

アッチの世界に行ったら、またみんなと楽しく過ごせるかもしれない。

何よりもお母さんに会いたい。

 

それを楽しみに、命を全うしているようなものだ。

 

 

 

だが、、、

母も60代で亡くなったけれど、鳥山明氏もTARAKO氏もまだ60代、、、

 

若過ぎるよね。。

 

まだまだじゃん。

まだ、あと20年30年生きられるじゃん😣

って。

 

 

残念でならない。

 

 

 

 

私が子どもの頃、『ドクタースランプアラレちゃん』がアニメで放映されていた。(アラレちゃんのオープニングと言えばゆにばーすの出囃子だなぁ…今ふと思ったから書いてるだけだけど…)

 

私のアルバムを見ると、父の車の前でアラレちゃんコスプレをして写っている写真がある。

生まれて初めてのコスプレだ。

 

アラレちゃんのアニメはもう夢中で観ていたし、漫画が従兄弟の家にあって、これも夢中で読んでいた。絵がめっちゃ好きだった。

博士のあの、ギャグ顔から急に男前顔になったりする変化とか、妙に好きだった。

 

少し大人になってから再びアラレちゃんのアニメがやっていたけど、その時の『顔でかーい』とかはよくカラオケで歌った。あんな最高な歌なかった。

 

そして未だに小走りの時とか「キーン」って言ってしまったりする。子どもの頃からその辺変わってない。アラレイズムだ。(?)

 

💩を棒にさしてる感じとか、棒でつつく時の「つんつくつん」とか、子どもが大好きなやつだよね!めちゃくちゃ好きだったなぁー。

 

 

アラレちゃんのあと、『ドラゴンボール』がアニメでやっていて、これも私はしっかり観ていた。

大好きだった。

 

小学生の時、初めはこっちに引っ越してきたばかりで私は人見知り大発揮しており、登校班では「喋らない奴」としてしょっちゅう虐められていた。今思うと、男子2人がこんないたいけな女子1人に対して何やってんだよ!コロスぞ💢⁉️…と思うのだけど、当時はただ黙って歯を食いしばって耐えるしかなかった。喋るのが怖かったからだ。緊張でどうにもならなかった。

ランドセルを掴んで転ばされたり、嫌なこと言われたり。まじでクソ男子。

でも唯一、登校班の班長の女子だけソイツらの頭を叩いてくれたりしていた。(私を守るため、というよりは「班長より前に行くな」と言う意味で叩いていた感じだけどw)

 

ただ私はやっぱりこの状況が嫌で嫌で、学校に行きたくなかった。朝になるとあのヤンチャ2人と学校に行かなくてはならない。

 

 

しかしある時、、、

確か水曜日にドラゴンボールがやっていたから、木曜だったのかな、、、

 

 

「おまえ昨日、ドラゴンボール観た⁉️」

 

と、〝どうせ返事無いんだろ〟とイジられんばかりの質問をされた時に、意を決して

 

「うん」

 

と頷いてみたのだ。

 

この瞬間、世界は変わった。

 

 

忘れもしない

「うわぁコイツ喋った!!」

…と言われ、走って逃げていったのだ。

 

あぁ、喋ると虐められないんだ。

男子はどっか行くんだ。

 

…と、私は学んだ。

 

 

 

それからの私はというと、ソイツらに話しかけられたら極力返事をし、虐められたことはそっと絵日記に書いて先生に告げ口をした。

すると、先生は彼らを呼び出し、めちゃくちゃ叱ってくれた。

私はそれを影から見て「ザマァw」と思った。

私がSになった瞬間だった。笑

 

小学校高学年になった頃にはもう彼らのことは完全に下に見ていて、何ならランドセル持ちまでさせる立場になった。気づけば「ゴリラ」と呼んでいた。成り上がりだ。笑

低学年の頃、引っ張って転ばされていたランドセルを、そのゴリラに持たせて私は荷物も無しで家まで帰るのだ。

もう王様だった。笑

 

その全てのキッカケがドラゴンボールだった。

観ていた良かった。と思った。

あの時「うん」って言えて良かった。

と。そうおもう。

 

 

中学生になったらもう思春期でそんな関係性は無くなっちゃって…むしろ、近所に住んでるのに疎遠…みたいな感じだけど、

 

あの小さくて嫌な世界から抜け出せたのは、ほんと、ドラゴンボールのおかげだし、何より中学生までイジメに耐えることも無かったので良かったと思っている。

 

中学の頃は中学の頃で、幼馴染が「好きな人は孫悟空」だと告白してきたこともあったっけ🤭

だからチチが許せない、とも…🤭

 

今の時代なら二次元が恋の相手とかもう普通な感じだけど、当時はまだまだそんな感じじゃなかったから、、、幼馴染がすっげぇ言いにくそう〜…に言ってきたなぁ…って記憶がある。

「どう応援すればいいんだ?😟」…ってなったような。笑

 

こちらの幼馴染も今じゃ疎遠になっちゃったけど、、、鳥山先生が亡くなった今、またあの頃の話がしてみたいなぁ…と思ったりもする。

 

 

 

そして『ちびまる子ちゃん』。

 

小学生の頃は「なかよし」や「りぼん」を毎月買うのがステータスで、、、とは言えお小遣いもそんな無い私にはどっちかだけ、という感じで…しかもだいぶみんなから遅れて買い出した、という。

私は結局「りぼん」に決めたのだけど、そこで連載されていたんだよね。

なんか、バリバリでキラキラの少女漫画ばかりだった中、ちびまる子ちゃんってそんなに【少女漫画!】って感じがしなくて、、、「私にも描けそう」みたいなw

それが親近感でもあり、でも、なーんか急に大人っぽかったりして難しくも感じたり。(それに近い感情だったのが、岡田あーみん先生の作品)

 

アニメ化されたての頃は、原作のをそのままアニメにしてる作品も多く…中でも、両親が離婚しそうになったエピソード(お父さんとお母さんけんかするの巻)はもう、、、名作ですよね。漫画でもアニメでももうめっちゃ泣いたわ。。自分と重ねちゃったりしてさ…。(うちも離婚はしてないものの「もししちゃったら」と思って)

 

TARAKOさんの声って、本当にまるちゃんそのものだったと思うの。

「あたしゃ◯◯だよ」って、TARAKOさんが言ってなんぼ、みたいなさ。。

そんでそのあとキートン山田さんのナレーション入ってな。最高だよな。

 

 

 

…あたしゃ悲しいよ。。

 

 

 

いつかあの世に行った時また、お母さんと一緒に、鳥山先生の作品を見て、TARAKOさんの声でまるちゃんが観たいです。

 

 

 

自殺をするとあの世には行けないから。

 

だから私は、命を全うするんです。

 

 

会いたい人が、いるから。